豆 の説明
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食材は、一つのものを丸ごと食べるのが原則となっています。こういう時代だからこそ、日本の実情を理解し、日本古来の食文化をもう一度見直すべきではないでしょうか? 日本では昔から「豆を食べる日」というものが決まっていました。たっぷりと栄養が含まれている固い豆を水に浸し、火にかけて柔らかく炊くことは、台所では当たり前の風景でした。生食料理法で調理のポイントになる味噌や醤油、油は大豆から作られます。そしておいしい食事は化学調味料の味でごまかすことなく、食材がもつ本来の味を純正の味噌、醤油、油などを用いて最大限に引き出し、その相互作用によって独特のうまみと栄養価を高めることが最も大切といえるでしょう。
現在は洋食やエスニック料理など他国の料理が手軽に味わえるようになりました。稲作と共に「大豆」も多く栽培されていた日本では、仏教が伝わったことにより味噌・醤油などの発酵食品の知恵を授かり、豆腐や油揚げ、ゆばや納豆など多くの加工食品が生まれ、発達しました。食材はその季節の旬のものを選び、取り合わせでは材料の相性を考えます。五穀豊穣という言葉がありますが、この五穀とは「米・麦・小豆・粟・大豆」でした。それゆえ現在の加工食品では「国産大豆使用」という表記があっても、それは国産大豆100%の意味ではありません。
海外からの輸入で懸念されるのは農薬過多による体への影響、つまり「ポストハーベスト」があげられます。これからも健康に良い豆を、稲とともに大切に扱い、積極的に調理に取り入れていきましょう。多くの食品が輸入大豆に国産大豆をほんの少しだけブレンドしたものになっています。生食料理法で大切なことは、献立を決めるうえでの食物の選び方や取り合わせ、調理の仕方や食べ方に至るまでのすべての過程で丁寧であるということです。さらに現在では地球温暖化など様々な地球環境の悪化にともなう、異常気象がもたらす影響も危惧されているといえます。
日本の食料自給率は世界的にみても低く、大豆の国といわれた日本は完全に影を潜めてしまっています。このように私達日本の食文化に密接に関わっている大豆ですが、現在ではその95〜97%を輸入に頼っているという現実があります。そのためきちんとした食材選び、調味料選びが大変重要となってくるのです。アメリカの大豆油協会と小売業界が日本に売り込みをかけていた1961年には大豆の輸入が自由化され、年々その輸入量は増えていきました。
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